英語教育の歴史

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最も古い記録では、日本人は16世紀に来日したフランシスコらに外国語を学び始めたとされています。ご存知のように、日本人が初めて触れた外国語はポルトガル語でした。英語ではなかったわけですが、アルファベットで表記されるという点は同様だったので、後の英語学習にも応用されたようです。通訳は中国人が行ったと言われています。ポルトガル語の分かる日本人が一人もいないわけですから、中国人に頼らざるを得ませんでした。当時も中国語を理解することができたのは幸いだったと言えます。

教育

 他方、英語学習はウィリアム・アダムスの活躍に端を発します。彼は1600年に日本に漂着したのですが、来日した初めてのイギリス人でした。博識だった彼は幾何学や数学、航海術を教えてくれたそうで、当時の徳川幕府は彼を寵愛しました。ついには白人でありながら武士に取り立てられ、日本で鬼籍に入ったのです。とはいえ、江戸時代は差国体制の最中にありましたから、外国人のそれ以上の活躍は困難でした。

1854年に日米和親条約が結ばれて以降、欧州から多くの商人が来日しました。英字新聞も流通し、物珍しさから西洋の書物を買い求める人が増え、邦訳も盛んになりました。英会話についてもガイドブックが出版され、ジョン万次郎の名も知られていました。ただ学校で英語学習が開始されるのはさらに時代が下ってからのことで、明治維新によって西洋から近代学校制度が取り入れられたことが転機となりました。

 以降は庶民も英語学習し始め、小学校でもカリキュラムに組み込まれたりしましたが、世界大戦が続く中で敵国語と見做され、英語教育は停滞しました。決して誇るべき歴史ではありませんが、政府は英語の使用を禁止したわけでもなかったようです。

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